6月25日、「議員の学校」3時間目を開催しました。
今回のテーマは『議員と話してみよう』。
昼の部では4名が参加し、「もし自分が議員だったら?」をテーマに町の課題や将来像について意見交換を行い、その後は「議員に聞いてみよう!本音トーク」として、議員活動や選挙、議会の仕組みなどについて自由に語り合いました。
「議員は一般質問をしないとダメなの?」
参加者からは、
「議員は必ず一般質問をしなければならないのですか?」
という質問がありました。
議会中継を見ると一般質問が目立つため、「質問をしている議員=仕事をしている議員」という印象を持つ方も少なくありません。
しかし、議員の仕事は一般質問だけではありません。
委員会調査や予算審査、政策提言、住民との対話など、それぞれの議員が自分の役割や考え方に応じた活動を行っています。
私は毎定例会で一般質問を行っていますが、それはあくまで自分の活動スタイルの一つであり、委員会活動を中心に取り組む議員もいます。
議員は生活できるの?
議員報酬や活動費の話題にもなりました。
芽室町議会議員の報酬は月額20万4千円。
全国の町村議会の中では比較的高い水準ではありますが、議員活動だけで生計を立てることは容易ではありません。
私自身は、議会だよりとは別に全戸配布の議会通信を発行していますが、印刷・折込費だけでも1回あたり約4万円がかかります。
政務活動費が支給される自治体もありますが、芽室町議会には現在ありません。
議員によって活動量や活動スタイルは異なりますが、議員活動を支えるためには、それぞれ工夫しながら取り組んでいるのが実情です。
芽室町はどこを目指しているのか
対話は次第に町の将来像へと広がっていきました。
「芽室町は人を呼び込む町を目指しているのか」
「帯広市のベッドタウンなのか」
「合併せず独立した自治体として残っていくのか」
参加者からは、町が進む方向性が見えづらいという率直な意見もありました。
また、
「介護保険料はなぜ高いのか」
「健康づくりを頑張っている人が報われる仕組みはないのか」
「助けてと言えない人をどう支えるのか」
など、高齢化社会や地域福祉に関する課題も話題となりました。
町内会の先にある、新しいコミュニティ
特に印象的だったのは、地域コミュニティのあり方についての議論でした。
町内会加入率の低下や自治会の解散、民生委員の担い手不足など、これまで地域を支えてきた仕組みは大きく変わりつつあります。
災害時の避難所運営も現在は町内会単位が基本ですが、町内会に加入しない人も増えている中で、
「これからは町内会という単位そのものを見直す必要があるのではないか」
という意見も出されました。
また、地域集会施設の民間委託については、
「効率化だけではなく、住民自治の拠点としての役割をどう考えるのか」
という視点から、説明不足や住民参加のあり方について率直な意見が交わされました。
議員の学校は、町の未来を語る場
今回の議員の学校では、「議員って何をしているの?」という素朴な疑問から始まり、最後には、
「芽室町はどんな町を目指すのか」
「これからの地域コミュニティはどうあるべきか」
という大きなテーマまで議論が広がりました。
議員の学校は、議員を増やすためだけの場ではありません。
住民の皆さんと一緒に、これからの芽室町を考える場。
そうした時間になったことが、今回の大きな成果だったと感じています。



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