副町長人事・工業団地拡張・第6期総合計画審査特別委員会を設置

令和8年7月の芽室町議会臨時会議が開催されました。

今回の臨時会議では、

  • 副町長人事
  • 東工業団地西19号周辺地区開発
  • 補正予算
  • 第6期総合計画審査特別委員会の設置

など、今後の町政に大きく関わる案件が審議されました。

今回は、その内容を分かりやすく整理して報告します。


副町長に安田敦史氏を選任

まず、副町長人事についてです。

令和8年7月31日で任期満了となる佐野敏之副町長の後任として、

安田敦史氏

を副町長に選任する議案が提出され、全会一致で同意されました。

副町長は町長を補佐し、町政運営全般を担う重要な役職です。

今後4年間、新しい体制で町政運営が進められることになります。


東工業団地西19号周辺地区開発が本格始動

今回最も注目した案件が、

東工業団地西19号周辺地区開発

です。

町長からの行政報告では、

日本甜菜製糖株式会社から正式に事業拡大に伴う土地取得方針が示されたことが報告されました。

町では平成27年頃から企業や地権者との協議を続けてきましたが、本年4月に企業内で正式決定されたことを受け、事業が具体的に動き始めます。

町は、

  • 雇用拡大
  • 税収増加
  • 地域経済循環

などの効果を期待していると説明しました。


補正予算は基礎調査費

今回可決された補正予算は、

約9.2haの対象地について

  • 不動産鑑定
  • 建物調査

を行うためのものです。

金額は

1,025万4千円

となります。

これは工業団地造成そのものではなく、

今後事業を進めるための第一段階の調査費という位置付けになります。


今後確認すべき課題

今回の補正予算では調査費のみが対象であり、

予算決算特別委員会でも質疑はありませんでした。

しかし今後は、

  • 用地取得費
  • 建物補償
  • インフラ整備
  • 総事業費
  • 財源
  • 農地転用
  • 地権者との合意形成
  • 企業計画変更時のリスク

など、多くの重要事項が議論されることになります。

議会としても、事業全体を丁寧に確認していく必要があります。


小児科診療体制が改善

行政報告では、

公立芽室病院の小児科診療体制についても報告がありました。

帯広協会病院などの協力により、

火曜日から金曜日まで診療体制が拡充されることになりました。

地域医療を維持するため、多くの関係機関の協力によって実現した内容です。

今後も安定した診療体制が継続できるか注視していきます。


農業用水施設管理団体で会計問題

もう一つの行政報告では、

清水町が事務局を担う農業用水施設維持管理協議会で、

  • 使途不明金
  • 不適正な支出

が確認されたことが報告されました。

担当職員が所在不明となっており、現在も事実確認が続いています。

町民の負担金が関わる団体でもあるため、

原因究明と再発防止策が求められます。


一般会計補正予算

一般会計補正予算では、

  • 資源分別回収庫購入助成
  • 商工業活性化事業補助金

の追加が行われました。

特に商工業活性化補助金については、

申請件数が当初想定を上回っていることから追加補正となりました。

質疑では、

今年度は申請があれば補正予算で柔軟に対応する一方、

来年度以降は実績を踏まえて制度や予算規模を検討する考えが示されました。

地域経済を支える事業として期待される一方、継続的な制度設計も重要になります。


第6期総合計画審査特別委員会を設置

今回の臨時会議では、

第6期芽室町総合計画審査特別委員会

の設置も決定しました。

総合計画は、

町の将来像やまちづくりの方向性を定める最上位計画です。

そのため議会として、

全議員による特別委員会を設置し、集中的に審査を行うことになりました。

休憩中の互選により、

  • 委員長:鈴木健充議員
  • 副委員長:正村紀美子議員

が選出されました。


今後に向けて

今回の臨時会議では、

新しい副町長体制のスタートとともに、

東工業団地西19号周辺地区開発という大型プロジェクトが具体的に動き始めました。

一方で、第6期総合計画の審査も始まり、今後10年間の町の方向性を議会として丁寧に検証していくことになります。

私は今後も、

  • 将来世代への責任
  • 財政の健全性
  • 地域経済への効果
  • 町民への説明責任

という視点を大切にしながら、一つ一つの政策を確認し、議論を重ねていきたいと考えています。

これからも議会での審議内容を、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。