「定住促進事業について」

質疑①:本事業内において様々な取り組みがされているところでありましたが、その中でも移住フェアへの出展が複数回されていました。移住・定住に関しては、移住者と本町の魅力がマッチングすることで精度の高い成果に繋がると考え、取り組みの中で移住希望者のニーズをどう捉え分析しているのかを伺いました。

移住希望者のニーズとしては、住宅の確保、移住後の仕事、移住時の経済的な負担などがあるとのことでした。

質疑②:更なる成果を得るためには、同事業内の取り組みである移住フェアと移住プライベートツアーの結びつきが重要と考え、この結びつきに関しての課題認識とプライベートツアーの具体的な取り組みについて伺いました。

プライベートツアーの取り組みに関しては、参加者のニーズも踏まえてオーダーメイドのツアーを作り、取り組んでいるとのことでした。移住フェアにおいて自然環境や農産物などの町の魅力を伝えるなどして、参加者のニーズを捉えてプライベートツアーの取り組みに反映させているとのことでした。

質疑③:本事業においては、①と②の質疑により取り組みについての具体的な実績を理解することが出来ましたが、成果として移住人数は増えているのかどうかを伺いました。

移住者の定義が難しいところであるとのことでしたが、R5年度は移住相談窓口経由で3組6人とのことでした。追いかけるように同僚議員が本事業開始(R3年度)からの実績と目標値が設定されているのかどうかを確認してくれましたが、R3〜5の3年間で32人の移住者となり、目標値に関しては設定はしていないとのことでした。本事業は、人口減少社会において人口維持を目的として取り組まれていますが、全国の自治体でも取り組まれているところです。そのような中で、成果をあげていくためには、他自治体との差別化を図ることが重要と考えます。そのためにも本町の魅力を明確にし、移住者とのミスマッチをおこさないように進めるべきと考えますので、引き続き本町の魅力についてのあらゆる取り組みを注視し、取り組みと魅力がしっかりと繋がっているかどうかを確認していきます。