「新型コロナウイルス対策ワクチン接種事業について」
質疑①:まず本事業は法定受託事務であることを前提として質疑にのぞみました。成果の説明に関しては、R4年度と同様で接種状況のみの記載となっておりました。そこで、接種後の副反応の発生状況に関して、把握をされているのかどうかをうかがいました。
答弁としては、R5年度の副反応についての国への報告事例はないとのことでした。
質疑②:今後においては10月より定期接種という形で接種事業が進んでいくこととなりますが、副反応や健康被害等、接種される方が不安に思うような事項に関しては事業を進めるあたっては実態をしっかり把握して体制の整備をしていく必要があることをお伝えさせていただきました。また加えて厚労省の健康被害救済制度において(9/11時点)、8049件の認定でそのうち死亡認定は799件となっているところであり、コロナワクチン接種に関しては100%安全なものではない実態も踏まえ今までの体制はどうだったのか、今後の進め方も含めうかがいました。
副反応においては、これまでも議会で質疑・意見をしてきましたが、町は接種についてはあくまでも任意とし、ご自身の判断で接種していただくこととして進めており、副反応の可能性については、国の情報もあわせて周知するように進めてきたとのことでした。R6年度以降は法定接種となり、主に65歳以上の高齢者が対象となりますので、副反応についての国の情報を高齢者支援課と連携してしっかりと周知を徹底していくとのことでした。といったところで、昨年私から一般質問でコロナワクチンについて質問をさせていただき、接種に関しては任意であり過剰な接種干渉はしないようにお話させていただいたところではありますが、町としては接種は任意であるという認識をしっかり持っていただいており、案内にも任意であることの注意書きも入れてくれているところです。10月以降の定期接種においては、接種券の配布は行わず自己負担額は3,300円となっています。使用するワクチンに関しては、医療機関が決めるとのことで引き続き医療機関への確認など含め、住民が不利益を被らないように事業を進めていただくように活動していきたいと思います。
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