今回の通信の内容は、表面は12月定例会議においての参政党芽室町議会議員、菊池の一般質問の内容を、裏面は日々の議会活動のSNSでの発信と町議会議員の日常の切れ端、そして参政党の2024衆議院議員選挙の結果を記事としました。
この記事では主に、12月の定例会議の内容に関してお話ししていこうと思います。今回の12月定例会議では、一般質問にて農業委員会に対し”農地活用および農業後継者対策について”の質問をしました。
□一般質問について
一般質問では、”農地活用および農業後継者対策について”を農業委員会に質問させていただきました。質問の意図としては、農業(一次産業)を守る取り組みとして、これまでの取り組みと現状の課題認識の確認を行い、中長期スパンでのビジョンを問う形で質問しました。
上記の狙いに基づき考えた質問の内容は小項目として以下の3点を上げさせていただきました。
①本町における「農地活用および農業後継者対策」に係る取組みについて、これまでの成果と課題及び将来に向けた方策や展望について、見解を伺います。
②本町における「農業委員会の運営」について、委員構成や活動状況を踏まえた課題と展望について、見解を伺います。
③本町における重要な基幹産業である農業(一次産業)を持続可能なものとするための農業委員会の取り組みとして、将来ビジョンについて見解を伺います。
1点目の質問にて、まず本町のこれまでの取り組みについて具体的な成果分析を伺いました。農地の集積に関しては、現状は94.5%となっており直近での課題はないものとのことでした。一方で農業者の高齢化に伴い今後営農を中止する農業者も発生する可能性はも鑑み、そういった点に関して農業委員会としてどのように取り組んでいくのかお考えを伺いました。また農業に関しても、担い手が不足する将来も予見されることから、新たな担い手の創出・育成においては、農業委員会と町、JAとの連携した取り組みについて委員会としての考えを伺いました。加えて、新規就農希望者向けの相談会や結婚アドバイザーを活用した取り組みの実施状況、委員会内でのICTの活用状況について伺いました。
2点目の質問では、主に女性や青年の農業委員の育成及び環境整備」必要性についての委員会としての見解や今後の取り組みの予定について伺いました。また、他自治体の農業委員の取り組みについての情報収集や、委員会活動の発信についての取り組みについても伺いました。
3点目の質問では、現在進行中の「目標地図の作成」の進行状況と今後の予定、農地活用における20年後30年後の状況をどのように想定されているのかを伺いました。
結論としては、委員会の喫緊の課題認識は、農地活用においては既存の営農者の規模拡大意欲が非常に高く遊休農地の発生などの課題はないものとの見解でした。一方で農業後継者対策に関しては、年々農家戸数も減少しており委員会としても取り組みを強化すべきとの認識でした。今後に関しては、時代のニーズにあわせた新たな取り組みが望まれるところです。また中長期スパンでは、委員会としても遊休農地の発生や担い手不足は懸念されるところであり、新たな取り組みも含め強化していく考えとのことでした。本町における営農に関しては、農業委員会の運営も含めて非常に専門性が高く、若手や女性の担い手の育成における環境整備が早期に望まれるところであり、長い目で見て、各関係機関(町、JA、農業委員会)が足並みをそろえ連携して課題解決に向けて取り組んでいただきたい旨をお伝えしての質問とさせていただきました。
以下、”めむろんブログ(通信版)”のPDFデータとなります。
https://kikuchi-hideaki.jp/files/web-memronblog-kikuchi-8.pdf
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