第2回芽室公園再整備基本計画審査特別委員会

6月23日、第2回芽室公園再整備基本計画審査特別委員会が開催され、「芽室公園再整備基本計画の位置付けと策定スケジュール」について説明を受けました。

今回の委員会では、基本計画そのものの内容を議論するというよりも、

・基本計画とは何を決めるものなのか

・Park-PFI事業との関係をどう考えるのか

・今後どのようなスケジュールで整備が進むのか

という点について確認を行いました。

基本計画は何を決めるのか

町の説明では、令和8年3月に策定した「芽室公園再整備基本構想」を踏まえ、今年度は「芽室公園再整備基本計画」を策定するとのことでした。

基本構想は、町民アンケートやワークショップを通じて、

「こんな公園になったらいい」

という理想像を整理したものです。

一方、今回策定する基本計画は、

・どの施設を整備するのか

・どの施設を見送るのか

・施設規模はどの程度か

・概算事業費はいくらか

・維持管理をどう行うのか

などを整理し、将来の設計や工事につなげていく計画になります。

担当課からは、

基本計画をもとに基本設計、実施設計、工事へとつなげていく

との説明がありました。

つまり、今年度策定される基本計画は、10年先の芽室公園の姿を方向付ける重要な計画になると言えます。

芽室公園は一つなのか、それとも二つなのか

今回の委員会で最も議論になったのは、Park-PFI事業との関係でした。

現在、芽室公園では、

・Park-PFI事業区域(民間活力を導入する区域)

・都市公園ストック再編事業区域(町が整備する区域)

に分けて事業が進められています。

町の説明では、

Park-PFI事業は

「集客」「賑わい」「収益」

を担う。

一方で、町が整備する区域は、

「公益性」「利用しやすさ」「維持管理」

を担う。

という考え方が示されました。

しかし、利用者から見れば芽室公園は一つの公園です。

議会としては、

補助事業上は別事業であっても、芽室公園全体をどういう公園にしていくのかという視点は必要ではないか

という意見も出されました。

私自身も、特別委員会が設置された目的は、補助事業ごとの整理を確認することだけではなく、

「芽室公園全体の将来像をどう描くのか」

を議論することにあるのではないかと感じています。

コスト削減と魅力向上は両立できるのか

都市公園ストック再編事業では、

・公園利用満足度の向上

・維持管理費の削減

の二つが目標として掲げられています。

一方、芽室公園は町の拠点公園でもあります。

遊具やトイレ、駐車場などを更新し、新たな魅力を加えていけば、当然維持管理費は増える可能性があります。

担当課からは、

維持管理費の縮減は重要である一方、芽室公園として必要な機能も考えていかなければならない

との説明がありました。

今後は、

「コストを抑えること」

と

「公園としての魅力を高めること」

をどう両立させていくのかが、大きなテーマになりそうです。

整備はまだ先になる

工程表では、

令和8年度 基本計画策定

令和12年度 基本設計

令和13年度 実施設計

令和14年度以降 工事

というスケジュールが示されました。

一方で、

「基本計画ができたら、すぐ着手できる小規模な整備は前倒しで進めることも考えたい」

との答弁もありました。

老朽化が進む施設もあることから、

計画を待つだけではなく、

できることから少しずつ改善していく視点も必要なのかもしれません。

おわりに

今回の委員会を通じて感じたのは、

芽室公園再整備は単なる施設更新ではなく、

これからの芽室町にとって、

「どのような公園を次世代へ残していくのか」

という議論なのだということです。

Park-PFIによる賑わいづくりと、

町が担う公共空間としての役割。

その両方をどう調和させていくのか。

今後示されるラフプランや概算事業費を注視しながら、芽室公園全体の将来像について議論を深めていきたいと思います。